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防錆塗装ANTI RUST COATING

防錆技術の体系

防錆技術の体系
有機被覆とは

防錆技術にはさまざまな手法が存在しますが、その多くが大規模な設備や工場内での処理を必要とするため、設備の新設時にのみ実施可能な技術です。
設備が一旦設置されてからは、現地作業、足場、工期等の制約があるため、汎用的に採用できる技術は、防錆塗装に代表される有機被覆のみです。

送電鉄塔塗装工事

送電鉄塔塗装工事
送電鉄塔塗装のポイント
  1. 長期耐久性
    送電鉄塔の防錆塗装専用に開発した塗料を使用し、長期耐久性を実現します。
  2. 短期間の施工に対応
    無足場工法を採用し、使用する塗料も短工程(1day-2coat)・省工程(2回塗り)に対応しており、短期間での施工を可能とします。
  3. 万全の安全管理
    墜落災害防止対策(安全帯・2丁フック・ロリップ)、感電災害防止対策(乙種アース・危険区画表示)を講じ、万全の安全管理を行います。
  4. 塗料の飛散防止対策
    付近の車等に塗料の飛散が懸念される場合には、メッシュシートを展張し、塗料飛散を抑えます。
送電鉄塔塗装工事
  1. 感電災害防止対策
    通電中の回線側の腕金には、危険区画表示を行って十分な安全距離を保ち、感電災害を防止します。
  2. 墜落災害防止対策
    無足場工法であるため、作業者は鉄塔の部材を足場に作業を行い、安全帯・2丁フック・ロリップを着用し、墜落災害を防止します。
  3. 乙種アース
    停電中の回線側は、それぞれの送電線に乙種アースを取付けて接地し、感電災害を防止します。

受変電設備塗装工事

受変電設備塗装工事
受変電設備塗装のポイント
  1. 長期耐久性
    使用する塗料は、耐塩害仕様や高耐候性仕様等、設備の状態(錆具合)や立地環境、ご要望に合せ、選択が可能です。
  2. 厳格な品質管理
    パネルラジエーター等の狭隘部や奥深い部分は特殊スプレー塗装機により入念に塗装し、塗り残しなく仕上げます。
    また、耐久性(長期防錆性)に直結する塗膜厚(塗料の厚み)は、各塗料の塗装時にチェックし厳重に管理します。
  3. 塗料の飛散防止対策
    スプレー塗装機での塗装は、塗料がミスト状となるため飛散のリスクが高まります。
    そこで、設備上部の塗装のための足場の仮設と合せメッシュシートを展張し、塗料飛散を抑えます。
受変電設備塗装工事
  1. 塗装方法・品質の確保
    パネルラジエーターはフィン同士の隙間が狭く、刷毛やローラーでは塗装が困難であるため、特殊なスプレー塗装機を用いて塗装します。
    また、ボルト・ナット周りや部材の端部は塗料の付きが悪く錆びやすいため、本塗装前に増塗り(先行塗り)を行い、均一な塗装とすることで防錆力を確保します。
  2. 塗装仕様の選定
    塗装の耐久性は塗装仕様(塗料の種類・組み合わせ)により大きく異なり、錆の発生が著しい場合や設備が海岸近くに立地し厳しい腐食環境に置かれている場合には、防錆性に優れる高グレードの塗装仕様をお勧めします。

塗装工事へのお問い合わせ

塗装工事に関するお問い合わせは下記の番号までご連絡ください。

  • 082-255-0089
  • 082-255-2251